土の中での探し物

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カテゴリ:陶工房でのあれこれ( 85 )

まだ仲良し

風邪の名残りの咳。
まだ仲良くしています(笑)。
もう仲良しは嫌なんやけど。
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そこでここ数日、仕事場のストーブにやかんを乗せている。
乾燥が少しでも防げるかと思って始めた。

ラジオを消してもいいかな、と思う小さな音が聞こえてくる。
やかんのお湯が静かに沸く音。

この音がすごく心地いい。
穏やかな気持ちで制作している。
これで咳も消えてくれたらええんやけど…。
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by mole-mole | 2007-01-25 18:31 | 陶工房でのあれこれ

お皿の裏から生まれた物

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タタラ大皿を作っている。
型紙で30×24(cm)のだ円形。
いつものようにお皿を裏返して、底を削ります。
おまじないのぐるぐる削り!←密かにそう名づけた。
そうしたら、こんなんがコロコロ出来てきた。
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土の状態が、固すぎず柔らかすぎない時に出来るこの削りくず。
電動ロクロの時も、スルスルと出来る時がある。
出来てはすぐばらばらになってしまう、はかない物。

なんて綺麗な形…。
うっとり。

こういう“どうでもいいもの”につい手を止め、見入って惚れてしまう。。。
出来れば焼成もしてしまいたい!と思ったので、ドベにせず残しておきました(笑)。
今回は結構分厚くて太めだから、上手く(ぼろぼろにならずに)焼成まで出来るかも。
焼成出来たからって、何になるってものではありませんが…。
ちょっとした楽しみが出来ました。
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by mole-mole | 2007-01-18 21:35 | 陶工房でのあれこれ

ラインの位置

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印象の違いって、少しの変化なんだと思った。

先日、この小皿の完成品を見た友人が、
「ふちの太さを細くしてみたら?」と言った。
そうすることで、お皿自体の大きさも変わって見えると。

今日やってみる。
今までは中央に写っているものを作っていた。
今日は極端に“狭いのん”と“広いのん”を試してみる。
今はまだ生の状態なので、あまりピンとこない。
けれど釉がけして焼成すると、3品違う物に見えるんやろな…と思った。

何にも考えず、ただ同じ物を作っていた私。
友人の一言で、普段からの注意力が足りない自分を思い知らされた。
もっといろんな角度から見なければ…。

試した後の“それ”と試すことさえしなかった“それ”。
…反省しきり。
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by mole-mole | 2007-01-15 18:57 | 陶工房でのあれこれ

焼けた三方と真っ白白のお鏡さん

それぞれの窯を開けたときの状態。
支えた跡はこんな感じに残った。
心配していたヘタリはさほど無く、許せる範囲だったので、ほっとしている。
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そしてこちらは、本焼き(酸化)前の鏡もち。
すべて土灰釉に包まれて真っ白。
美味しそうに焼きあがりますように…。
本日焼いております。
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by mole-mole | 2006-11-16 15:05 | 陶工房でのあれこれ

素焼き、そして本日還元焼成へ

素焼き後の姿です。
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あ、みかん置くの忘れてた(笑)。
って、もう食べたわ。

素焼きは、爆発することなく無事でした。
昨日めいっぱい仕事をし、今朝もちょっとして、本焼き(還元)を昼からしている。
主に三方軍団と、そばちょこの大きさのカップを入れた。
お餅は次の窯(酸化)で焼く。

三方は…。
一個は童仙坊8点で支えて焼く。
もう一個は伏せて、その中を貝殻で支えて焼くことにした。
無い脳みそをフル活用して、鏡なんか使っちゃって窯詰めしてみた。
色のサンプルを入れたし、ヘタルかもしれない三方が入っているので、窯出しはかなりドキドキすると思う。
あぁ、どうか上手く焼けますように。
駄目でも、駄目具合を報告しますね(笑)。
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by mole-mole | 2006-11-13 13:41 | 陶工房でのあれこれ

お鏡さんが大きいと…

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必然的に三方も大きくなるわけで。
こっちの方が問題ありです。
焼成時にヘタリが出るかもしれない。

三方にお鏡さんを乗っけてみて、ちょっと満足してしまった。
しかし、しかし!
急がないと間に合わないよー!
納期が追っかけてきてます。。。


何となく、本物のみかんを置いてみました(笑)。
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by mole-mole | 2006-11-10 23:19 | 陶工房でのあれこれ

直径22cm

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注:生ですが、食べられません。

注2:焼いても食べられません。
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by mole-mole | 2006-11-09 23:45 | 陶工房でのあれこれ

人の使っている道具

最初は2、3回のバイトと思っていた、陶芸家さんのお手伝い。
今は週に2、3日行っている。

大体お手伝いする内容は決まってきたが、今日はまた新しいことをした。
二段のお重を作ること。
四角い箱物の成形。
最初に一通りやり方を聞く。
物の作り方や進め方が、自分と一緒だと嬉しいようなほっとするような気分になる。
学校を卒業してから、人と一緒に制作することはまったく無くなった。
習ったことプラス、独自のやり方を見つけて一つ一つ作っていく。
そのやり方がとっても効率悪いことだったと、話をしていて気づかされることがある。
けど、それも稀。
そんな話をする機会も少ない。

今回のように、同じ場所で作業していると、いろんな発見がある。
見ていて気付く、小さく些細なことから、なるほど!と思う大きなことまで。
教えられての発見も、もちろんある。

タタラ皿を作る時、私はその厚みの板(タタラ板)を土の両側に何枚も重ね、切り糸でカットしていく。
学校でそう習ったし、それが当たり前だと思っていた。
ココでは違った。
基本にするのは切り目を入れた木の棒。
5mmなら5mmの切り目が沢山入った木の棒を2本、立てて使用。
切り目に切り糸を食い込ませ、土の両側を滑らせてカットしていく。

陶器の寸法は、3寸の小皿とか、4寸の取り皿とか、よく“寸”を使う。
けれど私はcmに直して考え、土の縮む率も計算して作る。
ココでは私の見たことがない物差しを使ってはった。
例えば1割5分の収縮率の土で、2寸の高さ(完成品)のお重箱を作りたい。
その物差しを使って2寸を測ると、自動的に1割5分の土の縮みも計算に入れた寸法で測れるのだ。
1割3分用、1割2分用。
土の収縮率にあわせてそれぞれの物差しがあるらしい。
びっくりした。
こんな物があったなんて。

制作していく途中で、自分で使い易い道具を作り出すことを先生に教えられた。
それはそれで楽しいし、新しい道具を作り出すことは好きだ。
けど、古くから使われている便利な道具もあるんだと、改めて実感した。

陶芸家さんでも、ちっぽけな私でも、それぞれおもしろい道具を持っている。
だれが偉くって、これが一番って無いんだと思う。
ココでは陶芸家さんが、私に「なんでこんな風になってしまうんやと思う?」と失敗の理由を聞いてきはる。
私が経験していて、分かることは答えることが出来る。
その逆の方が圧倒的に多いけど(笑)。
そんな会話が出来る人に会えたことは、ほんまに良かったと思う。
バイトが終わってからも、甘いもんを差し入れに遊びに行ける所が出来た♪
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by mole-mole | 2006-10-20 23:58 | 陶工房でのあれこれ

おちびさん

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今日の仕事を始める前に、鉛筆を削った。
鉛筆補助具?なる銀色の筒を付けて使っていたら、こんなに小さくなるまで使えた。

ここまでになると、捨てられへん…。
眠ってはった時期(使われずどこかに紛れていた時期)も合わせると、多分、10年以上はお世話になったはず。

次、芯が丸くなったらもう一度かっこよく削ってあげて、引退してもらおう。
工房のどこかに飾っておこうと思う。
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by mole-mole | 2006-10-16 18:36 | 陶工房でのあれこれ

再生への道

一年以上使っていなかった土を引っ張り出してきた。
ビニールに入れて、口をしっかり閉めていても乾燥は避けられない。
その土を触ってみると、こうだった。

土揉みは出来ない硬さ。
ドベにするには柔らかくて、泥に戻りにくい硬さ。

仕方ない。再生開始といきましょう!
硬すぎないので、金ベラで土を削いでいく。
新聞の上に乗せ、ベランダへ。

日焼け中
湿気を飛ばします。
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日焼け後
こんがりと?乾燥しました。
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潜水
カラカラになった土はすぐに水を吸収。
ぷくぷくと言いながら太って?いきます。
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ダイエット
含んだ水を飛ばします。
いい硬さになるまで、時々様子を見て練ります。
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数日後には使えることでしょう。
焼成するまでは土に戻るところが、陶土(磁土)のええとこです。


ロクロ挽き
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今日の制作品。
どこかで、似たような人形を見たことがありますが(笑)、ちょっと違うように作った。
親戚がこれを気に入ってくれていたので、また作ることにした。
お顔は出来上がってから、ってことでお楽しみに。
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by mole-mole | 2006-10-09 17:05 | 陶工房でのあれこれ